※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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＜作品概要＞
・タイトル：うちの師匠はしっぽがない
・ 著者 ：TNSK
・ 掲載誌 ：アフタヌーン
・投稿時点での発行巻数：1巻（刊行中）
＜評価＞
・ シナリオ ：★★★★★★★★★☆
・ 構成 ：★★★★★★★★★☆
・ 世界観 ：―
・ 雰囲気 ：★★★★★★★★★☆
・キャラクター：★★★★★★★★★★
・ 絵 ：★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ ：★★★★★★★★☆☆
・ 総合 ：★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 ：★★★★★★★★☆☆
＜百合的注意点＞
・百合度：低～
・男性キャラの登場頻度：中～高
・ 男性キャラの邪魔さ ：低～
＜感想など＞
こんばんは！本日は珍しい・・・かな、アフタヌーン作品の紹介。題材はなんと落語、上方落語です。
いつか人間を化かしてみたいと夢見る、豆狸の女の子・まめだ。
少女に化けて大都会・大阪に繰り出し、黒髪の美女を化かそうとするが一目で見破られてしまう……！
落ち込むまめだに容赦なく「里に帰れ」と言い放った美女は、自分を「落語家」だと名乗り……？
笑うかどには、たぬきたる。読むと笑顔になる大正落語ファンタジー、ここに開演！
多分言うまでもない事ですが、私は落語には全く詳しくありません。しかし話の合間に落語についての小ネタや解説を挟んでくれているので、初心者？でも安心して読むことが出来ます。
お話の基本はまめだの成長物語になると思います。師匠はもう既にパーフェクトレディで、あまりに素敵すぎるので。お話はコメディよりもシリアスより。一巻では"まめだ"の初めてのお友達となる"しらら"が出てきます。この感じだとこれからもレギュラーとしてまめだといちゃいちゃしそうな予感がします。
百合作品ではなく女の子が頑張る物語ですね。個人的な見どころは何を置いてもやはり師匠。美人でクールで格好良くて、その上時々可愛らしい笑顔まで見せてくれる本当に最高の女性です。これはもうまめだじゃなくても憧れるのは当然ってものでしょうね。
テンポも雰囲気もすごく良い作品なので、気になってる方は買ってみてください。非常にお薦めの一作です。
それではノ
