※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:百合と声と風纏い
・ 著者 :蓮冥
・ 掲載誌 :Lilie comics
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★☆☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
<百合的注意点>
・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:低~
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
こんばんは!一転して一気に涼しくなりましたね。久々に昨晩はエアコンなしで眠れる・・・と思いきや眠れなかったので結局ドライで体温下げて寝ました。どうにも中途半端な温度は眠れない・・・みたい?体を冷やすか、ぽかぽかさせるかみたいな。もちろん行き過ぎはあれだけど。
さて、しばらく小説が続きましたが本日は漫画作品の紹介です。今回紹介する「百合と声と風纏い」はLilie comicsの発刊で、単行本になったのはこれが初めて・・・かな?袴田めら先生の「相方システム」もそろそろ出そうな気がしますね。・・・と思ったら10/11で予約開始していましたね!
恋を知らない女子高生が出会ったのは、ある秘密を抱えた年上の女性――
高校 3 年生の埜下纏は、一度も人を好きになったことがなく、妹や友人の彼氏事情に巻き込まれることにうんざりしていた。
ある日纏は地元の教習所で東京から移り住んできたばかりの百合子に出会い、彼女の運転するバイクで家まで送ってもらうことになった。名前も住んでいる場所も知らない彼女の事が気になってしまう自分に戸惑う纏。初めて抱くこの気持ちは一体―…
まず個人的にいいなと思ったのは主人公の心の動きです。特に、たまたまテレビで耳にした"アセクシャル"という単語に自分を当てはめて安心を得るところとか、中学生の妹の恋愛(恋)の話を素直に受け入れちゃうところとか、思春期!って感じがしてすごく好きです。
対するヒロイン?であるお姉さんの方も、絶対しない(したくない)事として挙げた「セックス」が、その理由がまた特殊なので、恋愛自体に対する興味がないわけでなく、あくまでモチベーションが沸かないという感じがいい。要するに主役二人が好き。
絵柄は独特と言うか、女性的な印象の線の細い感じの絵ですね。私は女性キャラを若干男性に見紛うことがあったりしました。好みは分かれそうですが、私は嫌いじゃないです。
まだ少し先が見えないのでシナリオについては言及し難いのですが、何となく私の好みの作品になる予感がしているので期待しています。あと年齢差があるのがいいですよね。しかも大きく離れすぎてるんじゃなくて四つ差っていうのがまたいいです。社会に出れば四つ差なんて大したことないけど、この年で四つ違いってすごく大きいですよね。
そんなわけで個人的にこれからに期待している作品の一つです。元々そちらでも買っていたのですが、単話版もありますので、雰囲気を見たいならそちらで試すのもあり。また単話で買い続けても大きく金額差は出ませんし、少なくとも1巻時点での描き下ろしは1Pだけなので、私はありだと思います。もちろん単行本出てるのでそっちの方がお勧めであることに違いはないです。それぞれに選んでいただければと!
それではノ