百合好きによる百合好きのためのレビュー

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キキ・ホリック

※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります

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 <作品概要>

・タイトル:キキ・ホリック
・ 著者 :森晶麿
・イラスト:丹地陽子
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結)

 <評価>

・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・  構成  :★★★★★★★★★★
・   世界観  :―
・   雰囲気  :★★★★★★★★☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ テキスト :★★★★★★★★★★
・    絵   :(表紙のみ)
・  読みやすさ :★★★★★★★★★☆

・  総合  :★★★★★★★★★★
・  オススメ度 :★★★★★★★★☆☆

 <百合的注意点>

・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:高
・  男性キャラの邪魔さ :激高

 <感想など>

こんばんは! 案の定です!案の定うつらうつらでした!

何かって、今日の研修の話です。完全に寝落ちたわけではないですが、中盤かなり記憶が怪しいですね・・・。昨日の物よりいい感じの内容だったのに・・・駄目人間。せめてこういう時には良い体調で臨めるようにしないといけませんね。

あ、そうそう!そのことに関連してですが、昨日の晩、つい「グランベルム」の振り返り1-8話放送見ちゃったんですよ・・・!いや、想像以上に素晴らしい作品でしたね・・・。私は花田先生をいつだって信じてますから。シナリオ・構成・脚本全て素晴らしい上に百合度がかなり高いんですよ。やばいですね。個人的に好きなのはあおちゃん演じる水晶ちゃん。あおちゃんはホントにゲスいキャラの演技がすごいですね。まどまぎの頃は特にあおちゃんに思う所なかったけど、今ではトップクラスに好きな声優さんです。あの演技は惚れます。

 

・・・と、語り始めるときりがないのでこれくらいにして作品紹介に移りましょう。本日紹介するのは「キキ・ホリック」。私は例によって電子書籍なのでわかりませんが、値段的にハードカバーなのかな?

校庭の一角を占める<プラントハウス>。温室植物たちを管理するのは、他の誰にもない存在感を放つ蘇芳キキただ一人だった。しかし彼女は姿を消してしまう。ある事件と共に……。その記憶を、いま綴ろうと思う――。

ジャンル的には百合×サスペンス×ミステリって感じでしょうか。語り手であるハルカという少女(女性)は、当時在学中に紹介文中にもある蘇芳キキの庇護を受けていた少女。その少女の視点によって、蘇芳キキという少女と、彼女達の周りで起こった事件について語られます。

シナリオもキャラクターもすごく良くて、個人的に内容に関しては非の打ちどころのない作品。ただ一点ここを読まれる方に注意するとしたら、やはり男性陣の事でしょう。作中に主に登場するのは語りであるハルカの父親と、学校のクラス担任の二人。この二人がまぁサイコパスとクズ野郎なので、見てて苛立つこと請け合いです。女性(女生徒)の方も、ハルカとキキ、そしてキキの妹であるカラ以外にはあまり好感が持ちがたいです(あと先輩)。

作品的には広く受け入れられるタイプだと思っているので、個人的には文句なく薦めたいです。ただ上記理由を加味して若干お薦め度は下げさせてもらいました。値段もそこそこするので、自分の中で折り合いがつくかどうか予想してから購入していただけるといいかと思います。もう一度言いますが小説としては本当に素晴らしい出来だと思うので、読みたい!と思った場合は是非買っちゃいましょう!

それではノ