※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:群青ロードショー
・ 著者 :半田畔
・イラスト:スカイエマ
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・ 構成 :★★★★★★★★★★
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ テキスト :★★★★★★★★★★
・ 絵 :(表紙のみ)
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★★
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★★
<百合的注意点>
・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:低
・ 男性キャラの邪魔さ :―
<感想など>
こんばんは!先日の「ダンベル」の振り返り放送見ながら試しにマネしてみてから体がめっちゃ痛いです。や、筋肉痛なので異常があるわけではないんですが、「あの程度でか・・・」という思いがホントすごいですね。体、本当に動かしてないんだなぁ・・・
さて、本日も小説作品の紹介です。
朝宮陽は、引っ越しや進学で三年周期で友達が入れ替わってきた。そんな陽を支えていたのは、映画。高校に入ってからは、映画好きの生徒四人で集まって、映画を観てばかりいる。進級して三年生になった陽は、卒業して友人三人との縁が切れてしまわないように、自分たちの映画を撮ろうと言いだして? 性格も趣味もバラバラの少女たちの、疾走する青春グラフィティ!
いやぁ・・・・
さいっこうでした!!
何一つ文句なし、最初から最後まで全部好きです。これぞまさに青春!という感じの王道ど真ん中みたいな高校生の物語。
主人公の陽(ひなた)視点で物語が進むのですが、他の三人それぞれとの遣り取り、距離感、会話。本当に何もかもが素晴らしかったです。四人がそろっているシーンももちろんいいですが、主人公が他の女の子それぞれと二人きりで話しているシーンとかがもう本当に最高です。
登場人物は主人公である陽を含む同好会メンバーの女の子四人。他の登場人物は本当に僅かなシーンのみで、陽の世界(物語)は本当にこの四人で描かれているんだなと強く感じられます。
とにかく読んでほしい作品。私は書籍関連の情報収集を全くせずに目に付いたものを買うので、こうやって慮外に素晴らしい作品に出会えると本当に感動しますね。レビューサイトやっててこう言うのもあれなんですが、「ふと手に取る」っていう購入方法が私は大好きです。そんなわけで(?)予期せず良作を読んでしまったので紹介予定作をずらして(いうて予定を公表してるわけではないのだから読者の方には伝わらないのだけど)今回はこの「群青ロードショー」を紹介させてもらいました。活字が問題ない方は本当に是非!すぐにでも買って読んでほしい作品です!
それではノ