※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
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<作品概要>
・タイトル:ネクロマンサー少女
・ 著者 :天乃聖樹
・イラスト:手島nari。
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :★★★★★★★★★☆
・ 雰囲気 :★★★★★★★★☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ テキスト :★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★★
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
<百合的注意点>
・百合度:中~
・男性キャラの登場頻度:低~中
・ 男性キャラの邪魔さ :~中
<感想など>
こんばんは!今日は再度京都市に行って今乗ってる車を引き渡して代車に乗って帰って来たのですが、デミオ→セレナだと大分景色が違いますね。次がエクシーガでセレナにかなりサイズが近いので適当に慣れるつもりで運転しようと思います。一週間程度ですけどね(笑)
さて、本日紹介するのはなろう原作作品の「ネクロマンサー少女」です。なろうである事も気づかなかったのですが、実は作者さんが私の好きな「十歳の最強魔導師」の作者さんだったのもあとがき読んで気付きました。なるほど気に入るわけだな・・・という感じですね。
ネクロマンサーの少女ネネと、ネネの親友ローズは、魔族との戦闘中に英雄に裏切られ、逃げる時間を稼ぐための囮にされてしまう。二人は窮地に陥り、ローズはネネを庇って魔族に焼かれて命を落としてしまった。
絶望したネネは自分達を裏切った英雄パーティに復讐するため、そして何より親友のローズを助けるために、ネクロマンサーの禁術を使い、二年前の世界へと遡ることを決めた。
二年前の世界に戻ることに成功したネネは、英雄パーティの元を離れて、「二周目」の人生を生きようと決意する。ネネがアンデッドとして蘇らせた少女・フラン、そしてこの世界ではまだ初対面のローズとともに、最強美少女たちの二周目ゲームが幕を開ける!
ファンタジー世界のやり直し作品で、主人公は"一周目"の経験を利用して英雄パーティー(クズ)を出し抜きつつ親友を救うために活躍していきます。主人公のネネは『第一目標がローズの生存』、『第二目標が英雄パーティへの復讐』と謳ってますが、復讐の方はあまり積極的には行っていないですね(今のところ)。ただちょくちょく挟まれる一周目の英雄パーティ(クズ)の回想が結構多くて、若干うっとい感じがしました。序盤はともかく中盤以降はもうなくていいような、というのが個人的意見ですね。
百合度は思いのほか高く、それは嬉しかったですね。まぁ作者さんを知ればそれもなるほどという感じですが(笑) シリアスのバランスなんかも「十歳の最強魔導師」と同程度で、最後までずっとちょいちょい出てくる英雄パーティ(回想でなく実際に二周目での彼ら)がちょっと不穏な感じを見せてますね。私としては奴らにはこのままご退場頂きたいところですが、この感じはどっかで大きく絡みそうですね。まぁ決定的に決別するというか、割り切るためには何らかのイベントが必要なのかもとも思いはしますが。
そんなわけで私的には好きなタイプの作品に分類されます。特にヒロインであるローズがいいですね。ローズもフランもネネ好き好きオーラがすごいのも含めて百合好きな方にはかなりお薦めな作品でした。なろう原作の中では比較的値段も抑えめですし、気になる方は是非読んでみてください。
それではノ