※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:終電で帰さない、たった一つの方法
・ 著者 :トクヲツム
・ 掲載誌 :百合姫コミックス
・投稿時点での発行巻数:2巻(完結?)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★☆☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
<百合的注意点>
・百合度:高
・男性キャラの登場頻度:極低
・ 男性キャラの邪魔さ :―
<感想など>
こんばんは!何と二日も続けて更新さぼってしまいました・・・。一昨日は中古車巡りで一日中運転して深夜に帰ってそのままダウンしたせいなのですが、昨日は完全に一日中眠り続けたせいですね。本当に、昨日の総活動時間、多分5時間もないと思います。ただひたすら眠りに眠り続けてました。おかげで今日は起きてから(今日も起きたのは14時くらいだった)いまだに体が痛いです・・・(苦笑) 昔と違ってまっとうなベッドなのでまだマシですが、昔の板が敷かれただけのベッドだったらそもそもこんなに長い時間眠れなかったでしょうね。寝具は重要。
さて、本日は読者の方から依頼のあった「終電で帰さない、たった一つの方法」を紹介。うちでは「伊勢さんと志摩さん」、またイラスト担当としてですが「一目惚れ、交通事故~~」でも載せたことがありますね。・・・あ、全然関係ないのですが、「終電にはかえします」という似たタイトルの漫画が『ひらり、』から出てますよね。こちらも出版から分かるように百合作品です。
新入社員の森戸奈々子は教育係の先輩、瀬川彩夏のことが気になっていた。遠目でみても美人で、話しやすく優しい。好き…なのかなと自問自答を続け、徐々に思いが募っていく毎日。そんなとき、先輩から衝撃的な一言が――。社会人同士の恋を描く『好きとのぞみ』ほか、恋愛慣れしていない吉田さんと、吉田さん大好きな「ハナエ」の不器用な付き合い方を描く『しっていたこと』や、大学の先輩後輩同士のいざこざを描く『ドーナツ』、学生と予備校教師の出会いを描いた『春期講習』など揺れ動く感情と、可愛らしい女子同士の恋愛を描いた短編を多数収録!
この作品、一巻と買って読んだときは二冊目が出るとは全く思ってなかったので続いた時はビックリしました。内容自体がメインと思われる、紹介文にもある彩夏・奈々子ペアの部分が約半分ないくらいで、概ね短編集という形式だったしお話自体も綺麗に終わってたので(ようするに人気云々ではなく、内容的に続くと思わなかったという意味です)。
お話はタグ・紹介文でわかるように社会人百合なのですが、かなり甘々な感じです。社会人百合に比較的多いシリアス多めだったり、大人の恋愛特有のある種熟成した独特の空気感(伝わるかな・・・)は薄めです。
惜しいのはやっぱり画力ですかね・・・画風というより、キャラの描き分けがより出来ていると大分違うと思います。逆に言うとそこ以外の点で特に欠点もない良作だと言えます。なお上にあるように一巻は短編集に近い装いとなっておりますが、二巻は上記二人のお話のみで構成されており、個人的にはこちらの方がこの二人に集中できて好きですね(キャラ的に好みという事もあるかもしれません)。
百合姫作品ですので、既に皆様読了済みかもしれませんが・・・もし「実はまだ・・・」という方がいましたらこの機に読んでみてくださいまし。
それではノ