※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:終末の貞子さん
・ 著者 :夏見こま 監修:鈴木光司
・ 掲載誌 :MFCジーン
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★☆☆
・ 構成 :★★★★★★★★☆☆
・ 世界観 :★★★★★★★★★☆
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★☆☆
・ 絵 :★★★★★★★★☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★☆☆
・ オススメ度 :★★★★★★☆☆☆☆
<百合的注意点>
・百合度:無
・男性キャラの登場頻度:低~
・ 男性キャラの邪魔さ :―
<感想など>
こんばんは!諸事情により先日から転職活動を始めました。それゆえ更新頻度が下がる・・・ことなく頑張るつもりなので引き続きお願いします。転職活動というてもいい求人があれば、ですしね。条件高めに設定した分気長に待つつもりです。
さて、本日は昨日に引き続き"貞子さん"作品の紹介です。
文明が滅んでしまった世界。
廃墟街の少女アイが妹と遺物の「びでお」を再生していると、そこから貞子ことサダちゃんが現れた!
1週間で消えてしまうという貞子。他の人はいないの?と聞く彼女に、アイは他の人を探してみようと提案する。しかしアイは知らなかった。貞子が『まだ人が生き残っているのなら、全員呪いたい』 と思っているということに…。
「貞子」は呪いのビデオから出てくる怪物。
このビデオを見てしまったら最後、たとえ相手が子どもでも、1週間後「貞子」に呪い殺されるという――。
荒廃した世界で偶然再生されたビデオから貞子さんが現れます。再生した当人たち(少女二人)はもちろん"貞子さん"などという存在は知らず、彼女は"貞子さん"を連れて他の人間を探しに行く旅に出ます。
・・・こう聞くだけだと方向性が掴みにくいと思うのですが、コメディではなくシリアス寄りの内容となっております。ただホラーではないので、そういう所が苦手でも問題はないと思います。
終わりがハッピーエンドかどうかは人によって感じ方が違うとは思うのですが、そこまで後味の悪いという程のものではなかったです(私見ですが)。昨日紹介した津々巳さんのコメディとは全く方向性が違うのですが、貞子さんの持つ雰囲気というか、発する空気感はあまり変わらないように感じるのはやはりそれだけ多くの人に"貞子"というキャラクターが共通概念として刷り込まれているのでしょうか。百合度が低い為(というか無い)お薦め度はぐっと下げましたが、気になる人は読んでみてください。原作を知る人も知らない人も楽しめると思います。
それではノ