※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
※画像クリックでamazon商品サイトに飛びます
<作品概要>
・タイトル:天使の街
・ 著者 :夜見野レイ
・イラスト:ミナセ
・投稿時点での発行巻数:2+1冊(完結?)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :★★★★★★★★★☆
・ 雰囲気 :★★★★★★★★☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★☆☆
・ テキスト :★★★★★★★★☆☆
・ 絵 :(表紙のみ)
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
<百合的注意点>
・百合度:中~
・男性キャラの登場頻度:無
・ 男性キャラの邪魔さ :―
<感想など>
こんばんは!今日は同人小説作品です。
ハルカは、心霊研究クラブに所属する女子高生。憧れのセンパイ・マヒルが数日前から学校に姿を見せないことを気に病んでいた。 マヒルの家を訪れたハルカは、生気を失ったセンパイと会う。なぜかハルカに迫るマヒル。不審に思いながらもカラダを委ねるハルカ。 ふと気がつくと、その部屋には、天井に張りつく老婆の霊がいた──。
想いを寄せる先輩がバケモノと化してしまう哀しき少女の物語。
こちらは「天使の街~ハルカ~」の紹介文になります。これに合わせて「天使の街~マヨ~」、「天使のしるし」を合わせた2+1冊で一通りの世界を楽しむことが出来るようになっており、また~ハルカ~と~マヨ~の二作に関しては同じ物語の別視点という事で、単独でも楽しめますが併せて読むことでより深く楽しめます。「天使のしるし」だけはパラレル・・・ぽい?らしいのですが、名前を同じくする登場人物が出てくるためある種先の二作の過去のようにも受け取ることが出来る作品でした。
お話の核となるのは"テンシ"と呼ばれる超常の存在で、"心霊学園ホラー"と打ってますがホラーというよりはオカルト、ミステリ系の印象でした。なので怖いっていう感情はあまりわかないので、そのあたり苦手な方でも安心して読めると思います。
文章はさらっと読みやすく、値段の割にボリュームがあるため割とオススメな作品と言えます。また女の子たちが当たり前のように想い合ってるのが私的にグッド。読む順番は好きなようにしていいと思いますが、個人的なオススメは"ハルカ→マヨ(→ハルカ)→しるし"ですかね。しるしもスピンオフと書かれてはいますが、上にあるように舞台装置を同じくした別世界のお話ではあるようなので、先に読んで問題があるものではありません。是非気になったものから手に取ってもらえればと思います。
それではノ