※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
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<作品概要>
・タイトル:蜘蛛ですが、なにか?
・ 著者 :馬場翁
・イラスト:輝竜司
・投稿時点での発行巻数:9巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・ 構成 :★★★★★★★★★★
・ 世界観 :★★★★★★★★★☆
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ テキスト :★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
<百合的注意点>
・百合度:極低
・男性キャラの登場頻度:中~高
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
まだまだ小説が続きます。
祝!アニメ化!(遅い?)ということで、今回紹介するのは「蜘蛛ですが、なにか?」です。以前ちらっと言った事があるかもですが、「くま」と並んで私の中でなろうとツートップです。不慮の事故(?)により異世界に転生してしまった蜘蛛が大活躍するお話ですね。
この作品の主題は当然ですが百合ではないです。百合ではないですが、主人公とD、主人公とアリエルの関係はとてもいいです。これもきっと百合と呼べるものに違いないでしょう。
この物語はとある高校の教室の爆発により転生が起こっており、その時このクラス内に居た子達はみんな転生してます。なので主人公のみならず20人以上(男女共に、加えて先生も)が特殊スキルを以て転生してます。
ただこの作品、序盤の主人公の過酷さはやばいです。常に格上との戦いが延々と続くため、いわゆる「俺TUEEEEE!!」系とは大分異なります。オールウェイズ生死の狭間みたいな感じ。そこを切り抜ける様を楽しむのが序盤のお話で、中盤・後半以降はそこを切り抜けた先の壮大な物語って感じでしょうか。
漫画版も5巻まで出ていますが、やはり小説版をお薦めします。なろう系なので少しお高いですがその価値は十分にあると私は思っています。
ちなみに私のお気に入りキャラは何といっても若葉姫色。もうホントこういうタイプに弱いんです・・・。アリエルさんとかもいいですけどね。
そんな「くも」ですが、是非皆様に措かれましてもお楽しみいただければと。
それではノ