※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:思索部
・ 著者 :長屋言人
・イラスト:十月澄加
・投稿時点での発行巻数:8巻(刊行中?)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★☆☆☆
・ 構成 :★★★★★★★☆☆☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ テキスト :★★★★★★★★☆☆
・ 絵 :★★★★★★★★☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★☆☆☆
・ オススメ度 :★★★★★☆☆☆☆☆
<百合的注意点>
・百合度:低~高
・男性キャラの登場頻度:無~低
・ 男性キャラの邪魔さ :―~低
<感想など>
最近小説が続いてますね。過去読んだものであればいくらでもストックはありますが、最近読んだものを紹介する傾向が強いのでそうなっています。
さて、今回紹介する「思索部」シリーズは一応同人作品になるのかな、連作小説シリーズです。メインキャストは主人公・冬野さつきと、恋人?の巳真希依子、そして春日里奈の三人です。彼女らは『思索部』という部活を作り(里奈のみ写真部であり、思索部準部員)、そこで基本的にはのんびり過ごしています。
物語はその『思索部』に持ち込まれる様々な謎や依頼について主に希依子とさつきが考え、答えを出すものです。小さい事件から大きな事件まで「考える」内容はまちまち。一応ミステリの形式に倣っている・・・と思います。
百合的な要素は主にはこの二人だけ。それ以外のキャストで見られたらラッキーくらいに思っておいてください。
個人的な感想としては、「何か物足りない」という感じでした。
テキストも読みやすいし悪くない。キャラもいいです。絵のレベルはそこまで高くはないですが気になる事はないです。ただ何となく、何か物足りないという印象が拭えないまま全巻読み終えました。
あとちょっと高い。同人作品なのでこんなものだとは思うのですが、350円にしてはページがちょっと少ない・・・かな。この辺りは自分が払ったものに対する対価を得られたかという主観になるので、先の物足りなさに起因しているのかもしれません。
とりあえず一冊買ってみて、空気感が気に入った場合残りに手を出すというのが良いかもしれません。私みたいに気になったものはとりあえず全部買うタイプは少ないとは思いますが(笑)
それではノ