※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
※画像クリックでamazon商品サイトに飛びます
<作品概要>
・タイトル:はねバド!
・ 著者 :濱田浩輔
・ 掲載誌 :アフタヌーン
・投稿時点での発行巻数:13巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・ 構成 :★★★★★★★★☆☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ 絵 :★★★★★★★★★★
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★★
<百合的注意点>
・百合度:中~低
・男性キャラの登場頻度:常時
・ 男性キャラの邪魔さ :中~低
<感想など>
さぁ、今回紹介するのは現在アニメが放映されている「はねバド!」です。
アニメに関しては後ほど述べるとして、とりあえず原作の話をします。
「はねバド!」は主軸になるのは主人公である綾乃を中心としたそれぞれのキャラクターの成長物語です。序盤こそ少し軽めな雰囲気とシリアスが入り乱れた話ですが、個人戦地方決勝付近からは完全にシリアス一辺倒になります。ですので、読むのにとてもパワーが要ります。その分、一度読み始めると自分の意思で止めるのが難しく、手元にあるものを全て読んでしまうタイプの作品です(だから新刊が出た時に「新刊きたぞ!」とすぐに読み始めるのが難しく、つい数冊溜まるのを待って、一巻から読み始めてしまいます)。
一応言っておくと百合的な雰囲気はないです(序盤はちょっとあるけど)。ただ作品としての私の評価はほぼ最高値。絵も上手く迫力もある。試合シーンなどは緊張感がずっと続くため一気読みすると手足の先に軽い震えがきて、読後しばらく残ります。
百合云々ではなく多くの人に読んでもらいたい作品の一つです。
現在kindleにて1~3巻まで無料で購入できるので(日本語おかしい?)、これを機に是非手に取ってもらえればと思います。
<アニメ>
アニメ「はねバド!」が現在放映中であるため、こちらについても触れておきます。
結論から言うと、私は視聴を切りました(第6話まで)。
私は基本的に一度見始めたアニメをクールの途中で切る事は殆どないのですが、これがなされる時が大きく二つあって、
1)男性キャストがメインにいないと思ったらレギュラーだった
2)原作から世界観、ないしキャラクターの変更が行われている
今回は2)の方です。
私は「面白くない」という理由で視聴をやめる事は本当に稀で、年間大体40-60本視聴をスタートするとしてその内1つあるかないか。つまりほぼないです。
2)についてもう少し言及すると、私はここをいじるアニメ化はあり得ないと思ってます。シナリオの追加、入れ替え、時系列の変更・・・これらは気になりません。これはアニメ化にあたって必要であればやればいいと思います。でも、システムの変更はあり得ない。世界観・キャラクターの変更を加えるというのはもう「アニメ化」とは呼びません。極論すればこれは原案のある「オリジナルアニメ」です。過去にもそれをやってる作品がありました(某子供先生が主人公の作品です。・・・おや、二つくらいありますね・・・)。同じようにちょっと受け入れ難かったです。
断っておくと、このアニメの評価云々とは別次元の話です。私はこれを「面白い」「つまらない」で評価しているわけではなく(そもそも切っている時点で評価できる立場じゃない)、「はねバド!」のアニメ化ではない、と言っているだけです。加えて言うならば、私が視聴した6話まで、一作品としては出来は良かったし作画もすごかったです。ただ、受け入れられなかっただけ。
もう少し大きなタイトルを例に挙げると、デスノートの実写ドラマでしょうか。あれは「デスノート」という作品を原案とした、オリジナルドラマ作品だと私は思います。原作とドラマ版、あの夜神月を同一人物と考えることが出来るでしょうか?私には無理です。今回私がここで主張しているのもこれと同じだと思っていただけると分かりやすいかと思います。ここまでひどくはないけども
以上の理由により、私はアニメ「はねバド!」の視聴は打ち切ったため今回評価は載せませんでした。賛否あるかもしれませんが、一意見として捉えておいてもらえれば幸いです。
それではノ
P.S.)珍しく(?)感情的な文章になってしまいました。ちょっと別ブログのノリですね・・・(苦笑) 修正は加えませんが、不快にさせてしまっていたら申し訳ございません。