※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:青い春を数えて
・ 著者 :武田綾乃
・イラスト:―
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ テキスト :★★★★★★★★★☆
・ 絵 :―
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
<百合的注意点>
・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:低~中
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
今回はかなり新しめの小説「青い春を探して」です。アニメも大ヒットした「響け!ユーフォニアム」の著者である武田綾乃先生の作品です。余談ですが、著者が自分より年下である事に衝撃を受けました。今の年齢なら当たり前のはずなんですけどね(笑)
とまぁそれはさておき。
内容は短編集となっております。とある高校を舞台に、五人の少女達の文字通り「青春」が描かれています。お話はしっかり独立していますが、登場人物はクロスしているので、一気に読んだ方が楽しめるでしょう。どの物語もそれぞれ葛藤が強く描かれている感じで、心情描写に力を入れているのが分かります。
私はユーフォはアニメだけで原作は未読なのですが、少なくとも今作の文章は非常に読みやすかったです。欲を言うと値段の割に内容量があまり多くないので、もう少しボリュームが欲しかった。裏を返せばもっと読みたかったともいえます。私は電子で買ってるのでわからないけど、値段的に紙はハードカバーなんですかね。
男性・・・というか男子。男子がメインで出てくるのは五本のうちの一本。個人的には好感の持てるタイプでした。私が大丈夫だったのだからきっとみんなも大丈夫でしょう(笑)
普段漫画がメインの方も、サクサク読める文章なので良ければ活字にもたまには触れてみませんか?普段から好まれる方にももちろんお勧めです。
それではノ