※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:安達としまむら
・ 著者 :入間人間
・イラスト:のん
・投稿時点での発行巻数:7巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ テキスト :★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★★★
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
<百合的注意点>
・百合度:高
・男性キャラの登場頻度:低
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
今回は入間人間先生の「安達としまむら」です。
入間人間先生と言えばたくさんの小説を書かれているので他作品の紹介はここでは割愛します。
さて作品紹介です。
この作品の主人公・しまむらは、普通の女子高生。ただあまり真面目なタイプでもないので時折授業をさぼる程度には"不良"でした。そんなしまむらが偶々さぼり先を探して体育館の二階に向かった時に同じく授業をさぼっていたクラスメイトの安達と遭遇して―――
文章は安達としまむら、大抵がそのどちらかの一人称です。安達は始めのうちはものすごくクールに見えます。ですがそれは他人に興味のない安達の、その"他人"がしまむらも含んでいたためで、しまむらに惹かれ始めてからの安達の変わりようはもう本当にものすごいです(笑) わんこのようにしまむらに懐いている安達は本当に可愛くて愛おしいです。それに対するしまむらというと、限りなくニュートラル。
実はここがしまむらの異常な所なんですが、彼女は表面上とても穏やかで表情豊かなのですが、誰に対しても中庸が崩れないんですよね。ですので惚れてしまって以降の安達は苦難の連続となります。
また逆に安達はそんなしまむらに強い執着を見せるのですが、彼女は彼女でヤンデレ一歩手前かと思えるほどに異様に執着します。この辺りは判断別れると思うので異論あると思うのですが、あくまで主観なのでご了承ください。
そんな「安達としまむら」ですが、コミカライズされております。既に全3巻で完結済みなのですが、小説で言うと同じく3巻までですね。こちらはとても可愛く?描かれているというか、表現が難しいのですが、漫画版のほうが百合百合してるというか・・・雰囲気が明るい?というか?
しまむらがまるで普通の女の子のようで(!)読みやすいです(笑)
そんな安達としまむら。百合主題の小説として個人的にはかなり好きな部類なので、活字好きな方はぜひどうぞ。
それではノ