※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落と す百合のお話
・ 著者 :みかみてれん
・イラスト:雪子
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結)
※2019.03.15追記:何と続刊が発売しました!!
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ テキスト :★★★★★★★★★☆
・ 絵 :(表紙のみ)
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★★
<百合的注意点>
・百合度:激高
・男性キャラの登場頻度:無
・ 男性キャラの邪魔さ :―
<感想など>
今回はみかみてれん先生の「女同士とか~(略)」です。
みかみてれん先生は「みかみてれん文庫」と称して百合作品を刊行中なのですが、この作品はその4作目(のはず)です。
これ、タイトルを読んだときはてっきり主人公(同性愛者)がヒロイン(ノンケ)を落とす話かと思ったのですが、主人公が落とされる側なんですよね。私自身はどっちであったとしても楽しめたと思うのですが、こちらの方が好きなので問題はなかったです(笑) (昔某ラジオで声優・金田まひるさんが「凌辱もので、視点が落とされる側の女の子の役をやる時に葛藤や意識の変遷が細かく描かれているのが好き」と言っていたことがあるのですがそれと同じ感じ)
それではあらすじです。
主人公・榊原鞠佳がお金に困っていて何かバイトを~という話を友人としていたところ、そのうち一人から「サポ」の話が上がる。冗談半分でそれもいいかもと同意したところにクラスメイト・不破絢から声がかかり、放課後喫茶店二人でに行くことになります。
今まで殆ど話したこともない相手からの呼び出しに内心動揺しつつ誘いに乗って喫茶店に向かう鞠佳。喫茶店で彼女は絢に百万円を見せられ・・・
「一日一万円で、私のサポ受けてよ」
その日から鞠佳と絢の百日間の勝負が始まる―――
主要人物は女性のみで、百合作品でも同性愛をテーマとしたお話です。ゆるふわではなくがっつりです。
あとイラストは表紙だけなのですが、見た瞬間「雪子先生じゃん(笑)」と噴出してしまい、作中で「ふたりべや」という単語をみてまた笑ってしまいました。「ふたりべや」いいですよね・・・大好きです。・・・まぁそれはともかく。
この人の描く作品は(私の知ってる限り)文章も読みやすいし内容もよいのでお勧めです。これを読んでもし気に入ったのであれば他の「みかみてれん文庫」作品もきっと好きになるはずなので併せて購入しましょう。
それではノ