※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
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<作品概要>
・タイトル:透明人間の骨
・ 著者 :荻野純
・ 掲載誌 :ヤングジャンプ
・投稿時点での発行巻数:4巻(完結)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★☆☆☆
<百合的注意点>
・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:中~高
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
今回紹介するのは「透明人間の骨」。
この作品は「居なくなりたい」と願った少女・来宮花(きのみやあや)が、普通の居場所を取り戻すまでの物語です。
主題は主人公の葛藤だと思います。そのため誰とも積極的には関わらなかった花と、徐々に近しくなっていく友人との話がメインになってきます。
この作者特有・・・なのかはわかりませんが、前作の「γ-ガンマ-」でも感じた独特の空気感が個人的には結構好きなので、透明人間の骨も普通の百合作品ではありませんがとても気に入っています(ちなみにγは主題はヒーロー達の話ですが、主人公達の姉妹百合も見どころの一つで、こちらも非常にオススメです)。
主人公が罪を犯している以上完全なハッピーエンドになるのは難しいと思っていましたが、個人的に納得のいく(嬉しい)終わり方をしてくれました。
ハートフルな作品ではありませんが、気になる方は是非。
それではノ