※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:宇宙よりも遠い場所
・ 監督 :いしづかあつこ
・ 脚本 :花田十輝
・ 制作 :MADHOUSE
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・ 構成 :★★★★★★★★★★
・ 脚本 :★★★★★★★★★★
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 作画 :★★★★★★★★★☆
・ ボイス :★★★★★★★★★★
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★★
<百合的注意点>
・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:高
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
四作品目はアニメです。これで基本的なメディアを一通り巡りましたね。
さて今回の宇宙よりも遠い場所(よりもい)ですが、こちらはアニメ原作の作品ですがコミカライズもされているため漫画版も存在します。ですが!やはりここは原作であるアニメ版の視聴をお勧めします。評価項目を見て頂けると分かる通り、あらゆる点で素晴らしいです。私は大体5-10本/クール程度でアニメを見ていますが、ここ最近では間違いなくTOP3に入る作品だと思います。投稿日現在でniconicoにて全話無料視聴できますので、もし間に合った方はそちらをご案内します(2018/8/19まで)。
さて内容に関してですが、主要メンバーは上のイラストにある四人。
主人公である玉木マリ(キマリ)が南極を目指す少女・小淵沢報瀬(こぶちざわしらせ)と関わりを持つところから始まり、そこに仲間が加わり四人で南極へ―――
というものです。
(もちろん南極に四人で向かえるはずがないので、ちゃんと大勢の大人がいます)
この作品のおすすめポイントですが、何といってもシナリオ・脚本(及び構成)の素晴らしさです。花田先生の才能が大爆発してます。テンポはかなり良く、花田先生らしいギャク調?を基本に進みますが、シナリオそのものはシリアス一辺倒です。泣ける場面が毎回のようにあるためハンカチ必須作品と言えるでしょう。
作画も素晴らしく、私の記憶にある限りでは崩れた場面はほぼありません。尤も昨今は作画についての目が厳しいため一昔前のようなちょくちょく崩れて当たり前の作画ではすぐ叩かれるんですけどね・・・・(苦笑) なので良いのが当たり前になりつつありますが、その基準の中でも十分良いと言えるでしょう。
この作品もあくまで人間ドラマというか、そういうものがメインであるため百合度はあまり高くありませんし、男性キャラも搭乗メンバーで沢山出てきます。ですが、男性キャラ排他主義者である私をもって最高と言わしめる作品ですので、どんな好みのジャンルを持っている方々でも間違いなく楽しめます。視聴方法は色々とあると思いますが、各々自分に合った方法でぜひご視聴ください。
それではノ